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トイレに行った北斗打ちの友達を驚かせてやろうと

トイレに行った北斗打ちの友達を驚かせてやろうと、ジュースを買ったついでにドアの近くで待ち伏せてやった。 男女共用の個室トイレだ。
ガチャリ。一瞬のタイミングを逃さず、奴の前に飛び出す俺。
「ヒャッハー!! ここは……」←かなりの熱演。若干白目。
出てきたのはちっちゃなオッサンだった。
「通さ……ねぇ……」←スゥ~っと血の気が引いていく。

余りメダルもそこそこに、俺は家に帰り布団にくるまった。

あの怯えきったオッサンの目は一生忘れられそうにない……。









私は住宅ローンを抱え、人事異動の噂が流れる度にリストラを気にしているしがないサラリーマンです。
高校生の一人娘は反抗期で口も聞いてくれません。
そんな私の唯一の楽しみがパチンコです。でも小遣いが少ないので平台しか打ちません。
いや、打てません。
1000円負けては溜息をつく、そんなショボクレ中年を想像して下さい。
そんなある日トイレで用を足し終わり個室のドアを開けると見知らぬ青年が
「ヒャッハー!☆@*&#%」
とか言って私を驚かせるのです。私が彼に何をしたと言うのでしょう。
多分、都会ではやりのオヤジ狩りに違いありません。
私は怖くて財布の中から千円札とラーメン屋の餃子割引券を渡そうとしましたが、青年は消えてしまいました。多分仲間を呼びに行ったのでしょう。
その隙に私は逃げましたがもう怖くてパチンコ屋に行けません。
私が何をしたと言うのでしょうか

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